すぐまた会えるペーター

いちエンタメ好きの覚え書き

11th Single「ツキヨミ/ 彩り」

衝撃の発表から1週間と1日。今日は渋谷で仕事だったので、空き時間にCD屋巡り。各店舗にはたくさんのKing & Princeファン。「ツキヨミ / 彩り」はどの店舗も品切れ。5人が優しく微笑む特大パネルには長蛇の列。

 

「ツキヨミ / 彩り」の楽曲が解禁されたのはいつだったか。私がしっかり「ツキヨミ」を聴いたのは10/1オールスター感謝祭でのパフォーマンス時だった。すごく良い曲だと思った。ある種の王道ジャニーズ曲だと。セクシーで陰があってリズムが熱い。満を持しての平野紫耀さん主演クロサギの主題歌だし「これは売れる、売れろ」と心から思った。

 

その後10/17に髙橋海人・単独初主演ドラマ主題歌「彩り」のMV YouTube Edit が公開され「うわあああああああ!!!!これは!!やばいぞ!曲もMVも!!良いぞ!!!間違いなくこれは海人の曲だ!!!!」とテンション爆上がり。「Magic Touch / Beating Hearts」以来のCD複数買いを決意し、ジャニ友に配る分も予約。

 

そして歌番組での披露も楽しみながら発売をウキウキで待っていた11/4の23:00、まさかのタイミングでのメンバー3人の脱退発表。全くもって予想外だった。

表立った理由の1番に挙げられている「海外」のワードについては、私もモヤモヤしていた時期もあったし(https://sugumata.hatenablog.com/entry/2020/09/05/085038)、それに付随して楽曲選びやダンス・衣装・演出等への考えにメンバー間で差があるのも感じていた。前回のブログ(https://sugumata.hatenablog.com/entry/2022/06/29/200552)で皮肉にも私は「いつの日か音楽性の違いで離れ離れになったりすることもある」と綴ってある…。でもそれは「もしミュージシャンだったら」という前置きのもとであり、例えアイドルKing & Princeに同じような気持ちがあるとしても、それが起きるのは数年先のことだとタカを括っていた。

 

だから第一報にものすごく驚きはしたものの、FC動画をその夜のうちに見て、5人それぞれの言葉に納得できてしまう部分も多かった。もちろんメンバーが発言・発信できることが全てではないのは理解しているし、当事者以外には未来永劫知り得ない細かなこと・大きなことがいろいろあるのも想像できる。それらを自分なりに加味した上で、だいぶ早い段階で納得した。King & Princeを続けていく2人がナガちゃんと海人だったということも、私の納得を後押ししたのは間違いない。なぜか今年に入ってナガちゃんのことを妙に好きになっていたことすら、自分の中で変にこじつけて納得してしまったり。

 

なのでTwitterでは今のKing & Princeと来年5/23以降のKing & Princeについて無理なく嘘なく自分の明るい気持ちを呟いたし、ファンによるタグ芸(プラス方面にしろマイナス方面にしろ)にも参加せず、なるべく見ないようにもした。メンバー本人から発せられる言葉や表情だけを受け取るよう努めた。

 

掛け持ち先BE:FIRSTの存在も大きかったと思う。令和に新しい音楽事務所BMSGを作ったアーティスト兼社長SKY-HIは、まさに世界を視野に入れて活動し、日本のエンタメの現状や老舗事務所のやり方など、これまでにいろいろと濁しながらも、攻撃的ではないスタンスで様々なメディアを通じて話をしてくれている。誰が正しいとかではなく、いろんな形のボーイズグループがいることが少しわかって、ジャニーズとBMSGに限らず色んなグループに興味を持ち、知り始めていたところでもあった。

 

だからジャニーズだけが正義なんて思っていないし、退所を選択した3人が来年以降どのような活動をするのかしないのか、単純に興味がある。極端なことを言えば、退所した途端にどこかの事務所所属を発表し、SNSを開始してくれても嬉しいくらいだ。いちエンタメ消費者として純粋に楽しめると思う。

 

というように、おそらくKing & Princeファンの中では比較的ドライな感情で過ごしている私だが、泣いちゃう時もある。脱退報告のFC動画はまだ1回しか見ていないがその時はギリ泣かなかった。初めて泣いたのは11/5のキンプる。のリアタイ。スケボーコーデを楽しむ海人のとびきりの笑顔と、いつも通りの大好きな喋り声に泣いた。ツキヨミのパフォーマンスを観て、この曲はあまりに平野さんの詞だと感じ、平野さんの気持ちを想って泣いた。その後一斉に更新されたメンバーブログの、岸くんの「いわげん」表記に泣いた。

翌朝早起きだったためリアタイはできなかったが、ボーイフレンド降臨!の第4話、泣きはらした後のような目で、可愛いラブコメの主役を立派に演じる海人に元気をもらい、ラストに流れてくる「彩り」でかなり泣いた。

「彩り」はとりあえず今のところパーフェクトで泣いているかもしれない。もちろんCDTVも、久々にちゃんとフラゲして鑑賞したMVもKP Camもビハインドも。しばらく「彩り」にはやられてしまうだろう。

 

だんだんとりとめのない文章になってきたのでこのへんでまとめ。11th Single「ツキヨミ / 彩り」は、純粋に5人のKing & Princeの最高傑作だと思った。2曲とも楽曲じたいも素晴らしいし、MVやビハインドを観ても、「この5人ならこれからどんなこともやれるね」と思えるような、希望に溢れた両A面。こんな作品をつくれるグループが、あと半年後には形を変えてしまうことがただただ残念です。そして私がこの2曲全体を通して一番耳に残っているのは、ここ。

憂いで沈みそうな その目で見ないで

近づけば この心が 壊れてしまうから

メロディや岸くんの歌い方を含め、ものすごく深く暗い部分を刺激されているような、特別な気持ちになります。

 

来年の5/22までも、5/23からも、今まで以上にKing & Princeを応援していくよ!!!まかせてくれよな!