すぐまた会えるペーター

いちエンタメ好きの覚え書き

髙橋海人はどんな人なのか

激動の2023年が終わろうとしている。意を決してブログを書かなくてはと、何気なく開いた下書きのページに表題の記事が残っていた。奇しくも3年前のものだ。

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せっかくだから残っていた書きかけの本文テキストも載せてみる。

 

2018年の夏にサワレナイ落ちした当時の私は、たくさんの画像を漁った。いろんな時期、いろんな表情の海人を一気に見たが、その時の勝手な印象は「性格が良くなさそう、したたかそう、虎視眈々と下克上を狙っていそう」というようなものだった。マイナス表現ばかりのように見えるけども私の中ではこれらは褒め言葉であり、ものすごく好きポイントでした。

なぜこんなふうに感じたのか、今改めて考えてみると「顔が濃いから」のような気がしてならない。単純すぎてごめん海人…

 

非常に感慨深い。私らしいワードの数々だが、今見ると少し恐ろしい。そして何しろここ数日間、私はまさに「髙橋海人はどんな人なのか」を考えているのだ。

 

12/13(水)

King & Prince公式Xでの公式匂わせ投稿。ぼやけたTV画面に映る2人。それはぼやけていても推しだからこそ2〜3秒でわかる、髙橋海人とBE:FIRST SOTAだった。ついに2人の共演が見れる。先月参戦したBE:FIRST@代々木体育館の祝花に髙橋海人の名前を肉眼で確認した時から、いやダンススクエアで髙橋海人がSOTAの名前を出した時から、いやオーディションTHE FIRSTでSOTAが湘南出身のキッズダンサーでNOPPOさんの弟子だって知った時から、ずっとずっと待っていた。翌朝には無事に情報解禁され、同窓会をテーマにしたトーク番組とのことで物凄く嬉しかった。

 

12/15(金)

KinKi KidsとKing & Princeコラボレーション動画「シンデレラクリスマス」YouTube公開。夢のようなクリスマスプレゼントに心から喜んだ。豪華な生バンドをバックに、大先輩おふたりに包まれて歌うKing & Princeふたりの姿がとっても素敵だった。

 

12/17(日)

髙橋海人のInstagramで数日に渡って故郷の美しい風景が投稿された「My home town tour」がしめくくられ、そのすぐ後にNOPPOさんと2人っきりの艶やかなダンス動画がupされた。その一連の流れがすごく良くて、ああ私はこういうところが大好きなんだと強く再確認した。

 

12/18(月)

午前中の仕事を終えて、さあ午後はめでたくも予約が取れた×××××.ポップアップストアだ、渋谷へ行ってからご飯食べようかな〜ってな感じでSNSを見るとザワついている。髙橋海人の名前と、私としては意外すぎるお相手の名前。あー、へぇー、そうなんだ、え、すごいね。←たぶんファーストインプレッションはこんな感じ。マイナス感情は無かった、と思う。

渋谷に着いた。お腹がすいていたので無心でうどんを食べる。ストアの集合時間までしばらくあるのでカフェへ。何を買おうかあまり考えていなかったので、スマホでラインナップを眺めてみるが購買意欲は湧かない。グリーティングうちわは発表された時に見て絶対に買うと決めていたから、これだけでいいかなという気持ちで集合時間を迎えた。

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とても明るく綺麗なストア、ガラス越しにも伝わるワクワクの空気に満ちている店内。待機列では感じの良いスタッフさんが整理券をチェックしたり購入ルールを案内したりしてくれる。いざ入店するとすぐにうちわのコーナー。めいっぱいの笑顔のKing & Princeうちわを手に取る。2階へ上がって写真のコーナー。しばらく眺める、でも無の感情に近い。特にあまり深く考えずに、集合をササッと選んで4枚だけ買った。QRコードを発行してレジへ。風景は覚えているが、自分の感情を覚えていない。やはり無だったんだろう。

帰路につく。最寄りのドンキホーテでお菓子をたくさん買う。帰宅してポテチを大量に食べる。CDTVが始まったので見る。絶妙な表情でスタジオに登場した髙橋海人を眺める。BE:FIRSTのパフォーマンスに少し元気をもらう。King & Princeの番が来て、まず「I promise」。全てがダメだった。なぜ今日この曲なのか。髙橋海人はついてない。当然パフォーマンスも良くない。メドレーで「なにもの」へと続く。歌い慣れたこの曲で少し気を取り直したのか、永瀬廉が優しくフォローしてくれていることもあり、少しマシだった。

その後はずーっとスマホSNSやらいろいろ見て髙橋海人について考えながら寝た。

 

12/19(火)

一晩寝て起きてももちろん何も状況は変わっていない。むしろ自分の気持ちは悪い方へ向かっていた。髙橋海人が何をどう考えているのかが全く理解・想像できなかった。これは2018に髙橋海人に出会って以来、たぶん初めての感覚だった。休日だったのでずーっと髙橋海人について考えた。

 

自分としては熱愛報道が出ること自体は何も問題ない。プライベートのパートナーはいてくれたほうがいいとすら思っている。ただ今回はその報道のされ方とタイミングがまるで納得いかなかった。アイドルデュオとしてのKing & Princeがとても良い状態だと思っていたから。髙橋海人の言葉や表情などパフォーマンス全てがアイドルとして輝いていると感じていたから。メディア媒体でももちろんだし、10月に参戦したピース@Kアリーナで、2人の覚悟や決意みたいなものがビシビシ伝わってきたから。最高の状態でデュオがスタートを切ったアイドルKing & Princeの未来が心の底から楽しみだった。永瀬廉がよく口にしている2人でドームに立つ目標も、きっと叶えられると思っていたし、応援したいと思っていた。

だからこの勢いに水を差すような報道が、自分としてはショックだったのだと思う。これからだと思ってたのに何やってんだよって。2人っきりのグループのことをどんなふうに考えてるのって。

でもこの半年間私が見てきた髙橋海人の姿は本物。じゅうぶん彼は輝いている。つまり私が勝手にそれ以上を期待して、勝手に裏切られたように感じているのだと気づく。

 

ファンとして応援してきた自分を振り返ってみる。私の場合はざっくり言うと「応援=公式にお金を払う」。別段驚くほどの額を使ってるわけではないが、冷静に見たら別に生活に必要ないよね、っていうようなモノも買っている。冷静に見たら謎行動なのだが、CDを多めに買って友人に配ることもある。

この「応援」についても改めてたくさん考える機会になった。アイドルは何を売りにしているのか、という点。アイドルとアーティストの違いについて。そしてKing & Princeはアイドルですよね、という再確認。ちなみにBE:FIRSTのことは「応援」していない。今はまだうまく言語化できないのだが、自分の中での基準みたいなものは見えた。いつかブログ書く。かも。

 

 

丸一日ぐるぐるといろんな視点から髙橋海人のことを考えて、スッと冷静になってしまった。

 

もう、私は、髙橋海人を「応援」できない。

 

自分の気持ちを整理してそれに気づいた時、ものすごくスッキリして、その少し後にガッツリ泣いた。それにより更にスッキリした。

 

 

髙橋海人のことを好きだという気持ちは基本的に何も変わっていない。むしろ好きなままでいたいから早めに気持ちを整理したところもある。まだ事実は何も明らかになっていないからこそ、今後の展開にイライラヤキモキしているうちに、嫌いになってしまうのではないかという怖さもあった。あんなに素敵なInstagramのコメント欄が荒れていくのが物凄く悲しかった。冒頭の3年前の自分のテキストの通り、私は髙橋海人の一見マイナス風な面も好きなのだ。そんな気持ちを維持したかった。

今回の件がどのように収まったとしてもきっと彼はこれ系のことを繰り返す。それが良いか悪いかは置いておいて、そういう部分が彼のパフォーマンスに反映されて魅力的になっていると感じている。私は最初からずっと彼のそういう部分も大好きだった。

あとこれはあまりに大きな出来事でどうしようもないが、2022〜23年に事務所とKing & Princeに起きたいろいろなことで少し疲れてしまっていたところに、ダメ押しのようなタイミングの一撃だったかもしれない。

 

なので自分の中でケジメをしっかりつけて、これからは大好きなタレント髙橋海人をそっと見守ろうと。身勝手な見返りを求めずに。髙橋海人は絶対にこれからも魅力的なパフォーマンスを見せてくれる。素敵なお仕事がたくさんあると思う。5年後10年後の姿も楽しみだね。

 

FCは更新しない。コンサートは申し込まない。Webも解約。Xのアカウントはまもなく削除。グッズは少し整理しつつ良い思い出としてとっておこうと思っている。こんなに楽しくて刺激的な年月を過ごさせてくれる人は多分この先現れないんじゃないかな。今も本当に心から感謝してる。きっと切り抜きや写真はニコニコして眺めることがあるだろう。円盤系は再生することがあるかわからないけど。該当ドラマのはさすがに再生することなさそうだから売れるなら売ろうかな。笑

 

唯一の心残りは、永瀬廉を応援できなくてごめんなさいということ。これからの彼の人生が幸せに満ちたものでありますように。

 

髙橋海人はどんな人なのか。それはきっと誰にもわからない。でもわかりたい、わかってあげたい、という思いを持ち続けるのがファンなのかもしれない。私にはその思いがなくなってしまったので、彼が表現するものをただただ享受する、エンタメ好き人間として楽しみ続けます。

海人、今までも、これからも、ずっとありがとう!