すぐまた会えるペーター

いちエンタメ好きの覚え書き

映画「ブラック校則」

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公開初日、まさに雲ひとつない快晴。一人で観に行ってきました。ネタバレ含みます。

最寄の映画館は5回上映、そのうちの2回目に。11/1なのでファーストデイ1200円の当日券を購入していざシアターへ。人はまばら、とてもリラックスした体勢でゆうゆうと予告編を楽しむ。

 

はっきり言ってあまり期待していなかった。深夜のドラマの1話2話を見て、もちろんそれなりに楽しんでいたが、海人の役柄というか演技があまり好きになれていなかった。昨年の部ダメの西野と似たようなキャラクターで既視感があるのも良くなかったのかもしれないが、海人の佇まいになんとなく「おれ演技できてます」みたいな空気を感じてしまって実は少しムカついていた。唯一好きなのはバーチャル世界での声の演技。

反して佐藤勝利さんは凄く良い状態だなと思っていた。とても自然でハマり役だと感じた。役作りも努力したんだろうな。

そして少し忙しかったのもありドラマ3話は観ていない状態で映画鑑賞となった。Huluは見ないと決意したので見ていない。

 

いよいよ映画が始まった。最初の創楽(佐藤勝利)のシーン、ギターアプリに合わせて歌う姿がなんか良くてまず心が動いた。それで創楽が希央(モトーラ世理奈)をみて「美しい」と言ったその言葉の響きが物凄く尊くて少し涙が出てしまった。

そこからは自然に映画を楽しめるモードに入った。序盤はやっぱり中弥を髙橋海人として見てしまう目が少し邪魔した。かっこいい顔だな、頑張ってるな、とかそういうの。まあ最後までそれは心の奥底にあるんだけど。

そしてドラマでムカついていた海人の演技が、全くもって気にならない、むしろかなり良い演技をしているのではという感覚になった。きっと今回の海人の演技は映画サイズなんだと思った。スタッフがほぼ映画班の人だというのも関係しているのかもしれない。これは、スクリーンで見るべき作品だ。

夜中に中弥が壁に次々に返信ペイントするシーンが綺麗すぎて宝だった。このシーンでまた泣いた。海人の良さが出まくっていた、ああこれは、もうこんなのは…私はこの人のことが好きに決まってると思った。

あとは当然東くんのラップシーンで泣く。音楽も凄く良かった。この自作の音楽を中弥が褒めるシーンもたしか軽く泣いた。「音楽は人を助けるよね」

そして最後の中弥の告白シーン。これは愛おしすぎるだろ、、、、何度でもスクリーンで観たいよ、、、、

 

まさかの大満足でシアターを出てグッズ売り場へ。観る前もチラッとチェックして、まあパンフレットだけでいいかと思っていたのに、クリアファイルとマフラータオルも購入。そりゃあね、farewell dear M ってプリントしてあったら買っちゃうよね。

というわけで何度も行くことになりました。安い日などを利用してできるだけスクリーンで観ます。髙橋海人くん銀幕デビュー本当におめでとう、素晴らしい作品をありがとう。

ブラック校則 (小学館文庫)

ブラック校則 (小学館文庫)